【おススメ品種】スカビオサジェラートブルーベリー
おしゃれで、ちょっと珍しくて、それでいて手がかからないお花を育てたいんだけど…そんな欲張りなお願い、叶えてくれるお花ってある?
それなら「スカビオサ ジェラートブルーべりー」がおススメ!
手入れが楽で長い間咲いてくれる丈夫なお花だよ。
ありきたりではないおしゃれな雰囲気の植物を育てたい、でも手入れが難しいのは困るし…
という人にぴったりの植物、それが「スカビオサジェラートブルーベリー」
その魅力と育て方についてご紹介します。
- おしゃれで育てやすい植物を探している人
- スカビオサ ジェラートブルーベリーの育て方を知りたい人
スカビオサジェラートブルーベリーの魅力
魅力 その① シックなワインパープルの花色が素敵
「スカビオサ」と聞くと、ピンクやブルーの淡い色合いの可愛らしいお花を想像する人が多いかと思いますが、この品種は少し珍しい深いワインパープル。
シックな花色がベランダガーデンの色彩を引き締めてくれます。
また装飾性が高く花首が長くしっかりしているので切り花でも楽しめます。
大人っぽいカラーがおしゃれ!
魅力 その② ベランダの後方にぴったりの草丈
「ジェラートブルーベリー」の草丈は30㎝から45㎝と、寄せ植えの後方に植えると立体感が出て素敵です。
他にもシックな花色のスカビオサに「ブラックナイト」(色は赤黒色)という品種もありますが、草丈が80㎝から100㎝にもなることを考えるとある程度広さのある庭向きでしょう。
「ジェラートブルーベリー」は草丈があるので、寄せ植えの後方に植えこむと立体感が出て素敵な一鉢に。
寄せ植えにする時は、水はけの良い土を使い肥料をあまり欲しがらない植物と一緒に植えると管理がしやすくなります。
背丈が高すぎず、ベランダで程よい存在感を出してくれるお花です。
魅力 その③ 長い間たくさんの花を咲かせてくれます
「ジェラートブルーベリー」は四季咲き性の強い宿根スカビオサです。
花後に切り戻しをすることで、春から晩秋まで繰り返し次々とお花を楽しむことができます。
魅力 その④ 管理が比較的楽なお花です
お手入れが比較的簡単なので、ポイントを押さえれば長い間きれいなお花をたくさん楽しむことができます。
この後で、育てやすい理由とたくさんお花を咲かせるために注意すべきポイントを詳しく解説します。
なぜ育てやすいのか?理由を解説します
育てやすい理由 その① 病害虫に強い
春から夏にかけて、特に梅雨の時期の日照不足や高温多湿、風通しの悪さによって一般的な草花は病害虫が出やすくなりますが、「スカビオサジェラートブルーベリー」は春から晩秋まで開花するものの目立った病害虫もなく気楽に育てることができます。
病気や虫の心配をしなくてもいいのは嬉しいな。
初心者のボクにもぴったり!
育てやすい理由 その② 肥料をあまり必要としない
スカビオサはあまり肥料を与えなくても元気に育ちます。
元肥として植え付け時に緩効性化成肥料を土に混ぜておきます。
追肥は生育期の春と秋に緩効性化成肥料(2か月に1度)を施し、真夏の間(7月から9月)と休眠期の冬は施肥をお休みします。
スカビオサは肥料がなくてもそれなりに育つ植物なので、肥料についてはそれほど難しく考えず気楽に育ててみてください。
これだけは注意!うまく育たない時の原因と対策
加湿に注意しましょう
スカビオサがうまく育たないときは加湿や蒸れが原因になっていることが多いです。
水あげのタイミングと水のあげる位置が重要で、梅雨から真夏の時期は特にに注意します。
土が乾くまで待ってから水をあげるようにし、蒸れないようになるべく葉に水がかからないように株元に水やりすることがポイントです。
蒸し蒸ししたところが嫌いなお花なんだね。
一番覚えておきたいポイント!
たくさん花を咲かせるポイント
切り戻しをしましょう
花後にタネをとる必要がなければ、一度咲き終わった頃に半分くらいの高さまで切り戻しをすると繰り返しよく咲きます。
本格的に暑くなる前に早めに切り戻しをして体力を温存すると、夏越しをしやすくなり秋にたくさん花をつけてくれます。
切り戻しをすることで加湿を防ぐ効果もあります。
トップ写真は私が育てている株です。
丈夫で可愛いお花を次々と咲かせてくれるので私もお気に入りです。
スカビオサジェラートブルーベリー 育て方のまとめ
学 名 | Scabiosa atropurpurea ‘Gelato Blueberry’ |
科属名 | マツムシソウ科 |
分 類 | 耐寒性宿根草 |
花 期 | 春から晩秋 |
草 丈 | 30㎝から45㎝ |
日 照 | 日向からやや半日陰 |
耐寒性 | ふつう (暖地では夏に風通しと水はけに注意) |
耐暑性 | ふつう (暖地では夏に風通しと水はけに注意) |
乾 燥 | ふつう(ある程度耐えるが強い乾燥は苦手) |
肥 料 | 春と秋に緩効性固形肥料を与えます(あまり必要としない、生育が思わしくない場合に) |
病害虫 | 目立った病害虫はなし |
剪 定 | 花後まめにたねを摘み取ると繰り返しよく咲きます 満開後は下葉を残し短めにカットします |
植替え | 鉢の中で根がいっぱいになってきたら一回り大きな鉢に植え替えします 適期は3月から4月です |
冬越し | 冬に地上部が枯れ、春になるとまた芽吹きます |
原産地 | ヨーロッパ(原種の主な自生地) |