【理想のベランダ作り①】始めます!|マンションのベランダに自然な風景を作りたい
ねえねえ、理想のベランダをイチから作るってホント?
そうなの。おしゃれな、それでいて自然の風景に近いベランダ。植物の健康第一で!
わぁ!いろいろ詰めこんできたね。大変そうだけど楽しそう!
プロジェクトを始めるまでの経緯と理想のベランダのコンセプトについて詳しくお話していくね。
長い間ガーデニングをしていると、コンセプトを一新したいと思う時期がありませんか?
まさしく今の私がその時期。
これから理想のベランダ作り、理想のガーデニングをイチからスタートさせます!(宣言)
この記事ではそう思い至った経緯や、理想のベランダ作りについてお話していきます。
- ベランダガーデニングを始めたい人
- 「元気に植物が育つ」「おしゃれ」なガーデニングをしたい人
- 今のガーデニングのコンセプトを一新してベランダ作りをしたい人
大規模修繕を通じたガーデニング意識の変化
以前はおしゃれ重視のガーデニングでした
プロフィールのところで書いていますが、昨年(2023年)のマンションの大規模修繕工事を経てガーデニングに対する思いや姿勢が変わりました。
それまでのベランダはこんな感じで
フェンスを自作、タイルの床材をひいて雑貨を飾ったり。
どちらかと言えばおしゃれ重視のガーデニングだったと思います。
10年以上前になりますが、運営していたガーデニングブログがきっかけで雑誌でベランダの様子を紹介していただいたり、ベランダで育てたハーブを使った料理を取り上げていただいたりと面白い経験をさせていただきました。
その一方で今のガーデニングは植物の生育環境にとってベストなのかな…?と漠然としたもやもや感を感じていました。
例えば水やりや施肥など、お世話のタイミングが異なる植物を一つの鉢に寄せ植えしたり、見せ場を作るため必要とされる日当たりを得られない場所に植物を配置したり、他にも植物に少し無理をさせてしまうようなガーデニングをいくつもしてきたように思います。
大規模修繕後、ガーデニングに対する意識が変わる
そんなガーデニングが、大規模修繕工事で全てリセットされました。
マンションの大規模修繕ではベランダのものを全て撤収しなければならず、特に床材やフェンスの撤去は力仕事が伴い大変な作業でした。
バラや一部の宿根草は避難できましたが、他の植物をたくさん処分することになり悲しい思いもしました。
リセットにかかる大きな労力を経験した後では、いずれまた大規模修繕で撤収しなければいけないと思うと、片づけた重い床材やフェンスを元に戻すことがためらわれ…
気づけば一年が経過していました。
「おしゃれなガーデニング」からは程遠い状態でしたが、その間に得られたのはガーデニングの基本ともいえる「ひとつひとつの植物に向き合う喜び」でした。
それぞれの植物に合ったベストな環境(土、日当たり、肥料、水やり)を心がけ、その反応を観察し、日々の成長を記録する楽しみを満喫した一年間。
「おしゃれなガーデニングはもういいや」と半ば諦めていた私でしたが、
そんな基本のガーデニングを一年間やっている間に、あらかじめプランニングすれば「植物を健康に育てる」ことと「おしゃれなベランダ空間」は両立するのでは?と徐々に考えるようになってきました。
以前のガーデニングの一コマ。
ワイン箱をペイントリメイクした植物箱。鉢もペイントしちょっとしたDIYを楽しんでいました。
私の理想のガーデニングとは?
理想は自然と溶け合うガーデニング
大規模修繕後一年間の「ひたすら植物ファーストガーデニング」を通じて、自分にとっての理想のガーデニングが徐々に形になってきました。
ざっと思いついたものを並べてみました。
- 庭の風景に近い(隠れ家の小さな庭のイメージの)ベランダ
- 四季の移ろいを感じるベランダ
- 植物が健康に育つベランダ
- 絵を描くように自分好みの風景を作りあげる
- 植物が映える自分好みのエクステリアを実現する
- DIYを取り入れて理想の空間を作る
①自然の風景に近いベランダ
ベランダというと地植えの庭とは違って、どうしても人工物が目に入って自然な雰囲気を出すのに苦労するのですが、植物の配置やエクステリア、DIY等で工夫しながらなるべく庭に近い自然な空間にしたいと考えています。
②四季の移ろいを感じるベランダ
我が家のベランダは大きな公園に隣接しているために目線の先には公園の緑が広がっています。
秋には紅葉し、冬には葉を落とす、そんな自然な風景になじむような四季の移ろいを感じるベランダにしたいと考えています。
③植物が健康に育つベランダ
植物が元気に育つために必要な日当たりや風通し、それぞれの植物にあった土や肥料や水やりなどに十分に配慮したガーデニングができるよう、工夫しながらベランダ作りをしていきます。
④絵を描くように自分好みの風景を作りあげる
素敵なお庭を見ると、形や大きさや色彩がさまざまな植物をまるで絵を描くように美しく組み合わせ作りあげられていることに感嘆します。
そこにそれぞれの植物に相応しい生育環境や、季節による姿の変化、メンテナンスを考える必要がありますから大変です。
一年を通じて見どころのある素敵なお庭を作り、それを維持していくことは大変な知識と経験が必要で、どちらも未熟な私にどれほどのことができるか分かりませんが、学びながら、手を動かしながら少しずつ理想のベランダに近づけていきたいと思っています。
長い時間がかかるプロジェクトになりそうです。
ベランダ作りの過程をこのブログで公開していきますね。
⑤植物が映える自分好みのエクステリアを実現する
エクステリアの好みも年月を経て変わっていくものです。
私のベランダは以前ダークブラウンを基調としたちょっと暗めの色調のエクステリアでしたが、今ではもっと明るい色調でデザインもすっきりしたものを好むようになってきました。
何より植物と調和し、植物が美しく映えるエクステリアが理想です。
イメージを形にできるよう、いいなと思う画像をたくさん集めて自分の好みの傾向を具体的に分析するようにしています。
⑥DIYを取り入れて理想の空間を作る
自分のイメージに合ったベランダ作りを市販のものだけで実現するのはなかなか難しい作業です。
室内のインテリアに比べてエクステリア商品はバリエーションが少なく、なかなか好みやサイズがぴったり合ったものを見つけるのは難しいように思います。
そんな時にDIYは理想のベランダ作りに大きな力となってくれそうです。
素人感覚で作ったフェンスや棚は10年以上たつと腐食したりがたついたりで、なんだかお粗末な感じに…。
今度はもう少しちゃんと勉強して、装飾性と耐久性を兼ねたDIYをできたらいいなと思っています。
さいごに
ここまで「理想のベランダ作り」について、始めようと思ったいきさつから理想のベランダのイメージまで詳しく書いてきました。
理想のベランダ作りをスタートさせるにあたって、初心にいつでも戻れるよう自分のために書いているところが大きいですが、ベランダ作りの過程を残すことでこれからベランダガーデニングを始めたい人やベランダのイメージを一新したい人に少しでも参考にしていただけるかも?という思いもあり詳しく書いてみました。
ベランダガーデニングを始めたい人は以下の記事で手順を詳しくご紹介していますので参考にしてみてください。
理想のベランダ作り、少しずつ作っていきますので長い時間がかかると思います。
長期連載⁈になるかもしれませんが、よろしかったら今後のベランダ作りを楽しみにしていただけたら嬉しいです。